はつり工事とは!?作業内容や注意点!使用される工具・機械について
2023.06.9 更新
建設業では様々な種類の工事が存在しますが、本日はその中の「はつり工事」とは何なのか。
解体工事との違いや使用される機械などについて説明していきます。
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目次
*はつるの意味
「はつる」とは、コンクリート製品に関わる作業のことで、コンクリートを削る、穴を開ける
切る、壊すといった作業は全て「はつり」と呼ばれています。
コンクリート製品とは、一戸建て住宅やマンション、橋や道路の建設で使用されるものを指しています
現在では、コンクリート製品に限って「ハツリ」と言う言葉を用いていますが
元々の使い方としては、木材製品に対して使われいた言葉です。
*はつり工事とは
はつり工事とは、上記にもあったようにコンクリートやアスファルトなどを切ったり、削ったりする工事で
鉄筋コンクリートの住宅をリフォームする際、壁の一部を壊すなどの工事をはつり工事と言います。
その他、マンションやビル、道路、橋などを対象とした工事も存在し
コンクリートが不必要に割れないよう注意するなど、単に切ったり、削ったりするだけの工事ではなく
経験はもちろんのことしっかりとした知識が必要とされます。
*はつり工事と解体工事の違い
コンクリートを壊す工事といえば解体工事のイメージがありますが違いがあり
違いとして工事内容の範囲の違いがあります。
解体工事は、建物全体を壊す工事を指しており、一般的に重機などを使う大規模な工事を解体工事と呼び
建物が老朽化したり、災害などで建物が損傷し修理困難な場合などに解体工事が行われます。
内装のみの解体も解体工事の一種で、必ずしも建物全てを取り壊すと言うことではありません。
*はつり工事を行う現場
・工事スペースが狭い現場
コンクリートの建物を壊す場合、重機を使用する事が多いと思いますが
重機が入れないような狭い現場の場合ははつり工事が行われます。
はつり工事は、比較的小規模な工事のため、狭い現場でも作業が可能となります。
・道路等の舗装工事
普段生活していてもよく道路工事をしているのに出くわしますが
人や車両の交通の安全を確保するため、定期的に検査や修繕が行われます。
修繕箇所がある場合、道路のコンクリートを一度剥がし舗装し直します。
こういった場合に、はつり工事が行われます。
*はつり工事を行うときの注意点
1.人員の確保
はつり工事を行うにあたり安全性を確保するため早く工事を進めるため十分な人数が必要です。
また、スムーズに工事を進めるためにはチームワークも必要です。
はつり工事は解体工事と比べ狭いスペースで作業を進めるため
狭い空間で安全に工事を進行していかなければなりません。
また、周辺との騒音対策もしっかり行いながらスピーディーに工事を行う必要があるため
十分な人員の確保が必要です。
そして夏場は冬に比べ室内での作業はかなり暑くなり作業のペースが落ちるため
更に多くの人員が必要となるのです。
2.周辺への配慮
はつり工事が行われる現場は狭くスペースの確保が難しいことがあり
また、しっかりとした騒音対策を行い周辺への影響を最小限にとどめることが必要です。
騒音などで周辺住民とのトラブルになりやすく、粉塵や振動についても工事前から周知するなど
周辺住民への理解を求めておき、更に工事の時間帯にも気を配り、周辺の配慮が必要です。
3.工事コストがかかる
騒音対策や重機使用、職人などの人件費によって工事費用がかかります。
また工事スペースが狭い現場では重機を使うことができないため
作業に時間がかかることから費用が高くなります。
また、解体業者によっては、工具をリースし使用する場合もあるため
1日単位の貸借料を解体費用として負担します。
見積もり段階で費用が高くなっている場合、何が原因となっているか見直し
削れる部分の工事は削ってしまうことで工事コストを下げることが可能です。
しかし、見積もり段階で想定していないことが実際の工事では起こったりするため
追加費用がかかることもあるため注意が必要です。
*作業内容
重機が入れない狭い現場での作業と穴の大きさの調整など丁寧な作業が必要なことも多く、
人の手で削っていく作業や手打ちの機械を使うこともあります。
作業内容として、ハンマーやチッパーと言割れる工具を使用し
空気や油圧の力を利用して内部のピストンを動かし
先端に振動を与えていく作業や、ドリルを使用しコンクリートに穴をあける作業、
カッターと呼ばれる高速回転する丸刃で表面を徐々に削るなどの作業を行います。
作業効率のみを考えれば機械が圧倒的に有利なのですが
素材の硬軟によって力加減が変化するので繊細な作業となってきます。
*まとめ
今回は、はつり工事について説明しましたがいかがだったでしょうか。
はつり工事は建築現場や土木現場、建設現場などのコンクリートを削ったり・壊したり
切断をしたり行う工事ですがコンクリートが不必要に割れないように工事を
進めていき、また跡が目立たないように整えなければなりません。
そして現場での状況判断や周囲への配慮などを長年の経験や知識が必要となり
非常に難しい工事となり、騒音や振動などに注意を払う必要がありますが
人力で道具を使う作業が多く、マンションのリノベーションやテナントの撤去作業など
活用できる場面は多いのでニーズの高い工事だと言えるのではないでしょうか。
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