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一人親方は退職金が無い!?老後が不安…建設業退職金共済制度とは

2023.06.9 更新

 

退職金は会社員などであれば自動で積み立てられていたりするため

退職する際に退職金を貰う方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は建設業で働く一人親方にも退職金があるのか

又、退職金についてなどに迫っていきます。

 

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*退職金とは

退職金を表す画像

 

退職金とは、退職する際に雇い主な度から退職者に支給される金銭です。

『退職手当』『退職慰労金』とも言われています。

退職金は定年退職をする時に支払われるイメージが強いかもしれませんが

自己都合での退職や、解雇を受けた時などにも支給対象になります。

又、法律上、退職金の支払いは義務付けられておりません。

企業によって退職金制度があるかどうかは異なり、就業規則や労働協約で定められているか次第となります。

 

*一人親方の退職金

結論から言うと、一人親方に退職金はありません。

一人親方は個人事業主であるため退職金と言われるものを自らで

貯蓄、積み立てていく必要があります。

更に一人親方は厚生年金もなく一般的な会社員に比べ大幅に年金も少ないと言えるでしょう。

 

*退職金を積み立てる方法

 

お金を積み立てる画像

 

・小規模企業共済

小規模企業共済とは経営者や個人事業主のための退職金制度です。

これは掛け金が全額所得控除になることがメリットで、節税効果が高いのが特徴です。

掛け金が1,000円〜70,000円まで500円単位で設定が可能で

収入の増減に合わせて掛け金を増減することも可能なので

収入を安定させるのが難しい一人親方でも無理せず続けることが可能です。

もらえる時期として、一人親方の場合、その仕事を廃業した時期となっています。

 

・建設業退職金共済

『建退共(ケンタイキョウ)』とも呼ばれる制度。建退共とは、国が運営している退職金制度です。

一人親方が建設業退職金共済に加入する場合、任意の組合に加入する必要があり

組合に加入し被共済者になり、共済手帳の交付を受けます。

共済手帳の交付を受けた一人親方は就労した日に組合より共済証紙の貼付を受ける事で

掛け金が納付されたとみなされます。

上記にある小規模企業共済のように所得控除にはなりません。

業種は問わず、現場で働く事務員の方や外国人の方なども加入可能です。

 

*どのようにしてもらえるのか

 

建設業退職金共済に加入した場合に、退職金を請求する場合は

労働者本人が直接「建退共」に直接申請手続きを行わなくてはなりません。

退職した会社から労働者にお金が振り込まれるシステムではないためしっかりと手続きを行いましょう。

申請手続きの内容として、「退職金請求書」という書類に必要事項を記入し

共済手帳と住民票を添えて、都道府県ごとの建設業退職共済事業支部に提出を行ってください。

 

*建退共に加入するメリット

 

建退共に加入することにより、公共工事の受注が行いやすくなります。

理由として、公共工事の入札の際に行われる経営事項審査の加点項目として

「建退共に加入しているか否か」が問われるのです。

そのため、公共工事の受注をお考えの方は、建退共に加入することは大きなメリットとなるでしょう。

 

*建退共に加入できない場合

建退共に加入できない場合も存在します。

・役員報酬を受けている場合

・現場から離れた本社に勤務している

・現場ではなく事務を専門に行っている社員

・中小企業退職金共済、林業退職金共済制度に加入している

などの項目が挙げられます。

 

*まとめ

 

今回は建設業で働く一人親方の退職金についてお話ししましたがいかがだったででしょうか。

一人親方には退職金がなく自らで積み立てて行くことが必要です。

建退共の新規加入事業者には、助成制度も存在し、加入者の50日分の掛金が免除されるという制度であり

加入の際は利用してみるのも良いのではないでしょうか。

このように建設業界で働く人のために作られた制度などを利用し、今後に備えていってはいかがでしょうか。

 

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