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建設現場での熱中症対策を解説!猛暑、炎天下での作業は過酷すぎる!!

2023.06.9 更新

 

夏も本番になっており毎日暑い日が続いていますね。

建設現場で働く作業員の職人達は炎天下の下、毎日私たちの生活のために一生懸命頑張ってくれています。

そこで今回は建設現場で働く職人様向けの熱中症対策をご紹介していきます。

 

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厚生労働省によると、労働中に熱中症を発症し、そのまま亡くなっている死亡者数は

毎年10人以上にのぼると言われており、建設業界はそのうちの25%〜30%とされています。

そのため暑さ対策や熱中症対策は特に気にしなければいけない業種と言えるでしょう。

 

*まず熱中症がなぜ起こるのか。

 

熱中症は体温の上昇により体温調節機能のバランスが崩れ、体内に熱が溜まってしまうことにより起こります。

体温が上昇した場合、体は適度な体温を維持するため汗をかいたり皮膚温度をあげたりして、熱を体外に放出します。

この機能が上手く行われないことにより熱中症が起こります。

従来、症状によって、熱失神、熱けいれん、熱疲労、熱射病など分類してきましたが

現在では、一連の症状を総称して「熱中症」と呼ぶようになりました。

 

*熱中症の症状

 

・めまい(立ちくらみ)

・筋肉がつる

・手足の痺れ

・頭痛や吐き気を伴う嘔吐

・体のだるさ

・力が入らない

・大量の汗が出てくる

・高体温

などが挙げられます。

重症すると、意識が無くなったり、全身の痙攣、なども起こりかねません。

建設現場は炎天下のためかなり暑く、汗もたくさんかくため、脱水症状になりやすい状況です。

 

*熱中症の脱水を見つけるポイント

 

①原因不明の発熱

②急激な体重減少(7日以内に4%を超える体重減少)

③尿が濃くなる

④脇の下が乾燥する

⑤舌が乾燥する

⑥手の甲の皮膚をつまみ上げると直ぐに戻らない(3秒)

⑦握手で手が冷たく感じる

*個人で行える熱中症にならないための対策

 

・水分補給と塩分補給

熱中症で引き起こされる症状の一つとして「熱痙攣」と呼ばれるものがあります。

この症状は、発汗を原因とした体内の塩分喪失が大きな原因となっており

そのため塩分の摂取は欠かせません。

喉が渇いたと感じてからでは遅く、喉が渇く前にこまめに水分補給を行いましょう。

また水だけではなく、スポーツ飲料水なども取り入れ

水分と電解質の補給も心がけましょう。

 

・冷却

炎天下にいると体温が上昇します。

そこで保冷剤なども使い体を冷やしましょう。

 

・速乾性のある物を着用

長袖の作業着やヘルメットを着用しないと

いけないですが熱を吸収しやすい服装は避けるなど

通気性の良い服を選ぶようにしましょう。

 

・日頃の体調管理

健康状態によっても、熱中症の起きやすさは変化します。

直射日光の下で慣れない状況の中いきなり過酷な作業に入った場合

体が熱に対し準備が整っていないため、熱中症が引き起こしやすいとされているため

日々の体調管理もとても大切です。

夜ふかしは避け、睡眠時間を十分に確保しましょう。

朝食は必ず取るようにし、水分及び塩分補給もしっかり行いましょう。

 

*現場での熱中症対策

 

まずは作業現場の環境を改善し、熱中症を予防する環境づくりが大切です。

暑さ対策として、送風機や大型扇風機を設置したり、散水を行ったりすることが効果的で

直射日光を避け、遮光ネットを張るなどの施策や休憩所の日除けテントなども効果的でしょう。

また天気予報の確認を行うことで、熱中症が起こりやすい現場の状況を知り

天気、風、気温、湿度などを知ることで事前に備えることができるのではないでしょうか。

仕事に集中するあまり、「これが終わるまで」「ひと段落つくまで」と

つい無理をしてしまいがちですが、例え作業途中であっても休憩を取るように心がけ

確実に休憩を取るようにしましょう。

 

*熱中症を起こしてしまった場合

 

熱中症は早期の措置が命を左右すると言われています。異変が少しでも見られた場合は

・涼しく風通しの良い場所で安静にさせる

・経口補水液(OS -1など)やスポーツドリンクなどで水分を補給する

・高体温などの症状が見られた場合には、衣服を脱がし冷水シャワーや氷など保冷剤を使用し

 体を冷やし体温を下げる

などの処置を行いましょう。

応急処置を行うとともに、躊躇せずに救急車を呼び、早めに医療機関で受診させてください。

また、熱中症と思われる労働者を決して一人で放置しないでください。

 

*まとめ

 

まとめの画像

本日は、熱中症対策について説明してきましたがいかがだったでしょうか。

愛知県で毎年、数十名の方が休業4日以上となる熱中症が発生しています。

そして、ほとんどの年で数名の死亡が確認されています。

熱中症の発生は毎年5月頃、かなり早い時期から始まり、最多となる7月〜8月を迎える前に

早期に予防対策に取り組むことが重要です。

ここまで紹介した対策はあくまで熱中症対策の一部であり、熱中症は一歩間違うと死に繋がる恐ろしいものです。

熱中症予防や対策をしっかり行い、市販されている対策グッズなどを用い入り

他人任せにはならないよう自分の体は自分で守り少しでも異常を感じた場合には処置を行いましょう。

それでも回復の兆しが見えない場合には、すぐに病院で処置を受けてください。

私の実体験でも、当時同じ部活の子が熱中症で倒れ病院に搬送されましたが、若くして命を落としました。

他人事ではなく自分ごとです。

又、体調を崩しやすい時期でもありますので作業時間以外の体調管理にもしっかりと気をつけていきましょう。

 

まだまだ大変な時期が続きそうですが、無理はしないよう皆様ご安全に

 

 

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